2007年10月15日

滝川高校いじめ自殺事件と献花オフについて

 神戸市の私立高校で男子生徒がいじめを苦に自殺した件につき、ネット上で起こった集団献花行為とそれを報じた各メディア、それに対するネット世論の反応などについて、思うところを書く。


【目次】
1.ネット発の行動とメディア報道
2.善行を巡る議論への違和感
3.オフに関して外形的に判断できること(16日0時30分頃追記)
4.「違和感」についてのメモ(16日0時30分頃追記)
5.「玄倉川の岸辺」読後メモ(16日22時00分頃追記)


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2006年10月27日

高校必修科目未履修隠蔽問題

 各地の進学校での必修科目の未履修および隠蔽問題について、他所の掲示板で書いた文章を記録代わりに転載します。(追記:10月31日の日記から分割し、元の文章を書いた日時に差し替えました)

 この日、必修科目未履修問題で、全国高等学校PTA連合会が文科相に格別の配慮を求める要望書を提出しました。

(2006年10月27日)NHK:未履修 PTAが文科省に要望
全国の高校で必修の科目を教えていなかった問題で、高校生の保護者で作る「全国高等学校PTA連合会」の代表が27日、文部科学省を訪れ、生徒の卒業に向けて格別の配慮を求める伊吹文部科学大臣あての要望書を手渡しました。


 以下、上記のNHK報道を受けての感想です。

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2006年10月07日

「心のケア」と「吊るし上げ」

 昨日、本件について時系列に編集していて、修学旅行の写真のくだりで、酷く動揺させられた。河江邦利校長のコメントが、当該女子児童の孤独を際立たせていた。同級生から仲間外れにされて、行動班では一人だけ男子グループに入れられ、養護教諭と2人で回転遊具に乗って、それで「遊園地の絶叫マシンが楽しかった」と女子児童本人が喜んだからといって、それが全てと真に受ける人が校長を務めているという事実が重たかった(10/02:読売新聞特集記事<1>10/03:読売新聞特集記事<2>)。

 児童だって人それぞれ、好き嫌い、相性はあるだろうけれど、班分けくらい担任のリーダーシップで処理すればいい。「今日の何時までに班分けが終わらなかったら、先生の方で決めるから」と言って、自由委任と強制を使い分けて対処すればいい。話し合いを複数回持つこと自体、仲間外れにされている事実を当該女子児童に再認識させるだけなのだから。各新聞社の記事からは担任の姿が殆ど見えてこない。

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2006年10月06日

滝川市教委遺書隠蔽事件を時系列で見る

 現在、ネット上で確認できる新聞社の報道を基に、時系列で表してみる。見易さのために引用形式はなるべく採用せず、こちらで整理する。記事の文面通りに引用した所は二重かぎ括弧で記す。参照したリンクは記事の末尾に列挙する。確認したい方は、各リンクが切れる前に参照のこと。

 ※各項目の文末にリンクを付けることにする。その際、見易さのため、新聞社名と日付のみを付すこととする。(10月11日追記)


当該女子児童について

 1993年、札幌市で生まれる。一人っ子。生まれて間もなく両親が離婚。滝川市に住む女子児童の祖母の兄にあたる男性(58)宅に、母親(37)と2人で身を寄せる。『女児について学校側は、「成績優秀で、自分の考えをしっかり述べることもできた。問題を抱え込むタイプではない」と話す。自宅でも、図書館から借りてきた20冊もの童話を読みふけるなど、「手のかからない子」だった。(読売:特集<2>)』『昨年4月から、教室で首をつる9月まで、欠席は病欠と忌引の計2日間だけ。小学校にもクラスで一番早く登校するなど、学校へ行きたがらないそぶりも見せなかった。(読売:特集<1>)』

北海道滝川市江部乙小学校について

 過疎化が進む地域。1学年1クラスしかなく、幼稚園から中学校までほぼ同じ顔ぶれ。(読売:特集<2>

 同小6年生の学級の児童数については、二種類の報道がある。
 10月6日放送の日テレ『スッキリ!!』における八代英輝氏とテリー伊藤氏の発言では、自殺した女子児童を含めて当該学級の児童数は17人。その一ヵ月後、11月6日付の毎日新聞記事では自殺した女子児童を含めて30人と報じられている。


今日までの経緯

2002年頃(3年生時)
 周囲から避けられるようになる。(毎日:10/2

2003年頃(4年生時)
 多いときには1日おきに「死ねるなら死にたい」と暗い表情で友人に話していた。この友人は女子児童と遊んでいると「遊ばない方がいいよ」と別の児童から言われた。女子児童は図書室で1人で過ごすなど日常的に仲間外れにされていた。(神戸:10/5

2004年頃(5年生時)
 『キモイ』と言われる。後の市教委側の説明によると、バレンタインチョコを渡そうとした同級生からの言葉とのこと。なお、2006年10月2日の時点では市教委側は『いじめには直結しないとの考えを示し』ている。(毎日:10/3


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2006年10月04日

北海道滝川市の小6女児自殺について

 北海道滝川市立の小学校で女子児童が自殺した件について、以下にメモする。「いじめ」の実態がどうであったかについて触れるため、今回は引用を多くする。但し、全文は引用していないので、気になる方は引用元が消える前に確認のこと。本件が遺族から読売新聞宛に提供された遺書がきっかけで、今回の滝川市教委謝罪会見に至ったことから、女児自殺の概要については先ず読売記事から引用する。

(2006年10月01日)読売:小6女児自殺、市教委が遺書の「いじめ」記述隠す
 女児は昨年9月9日朝、教室で、自転車の荷台用ロープで首をつっているのを、登校してきた級友に発見された。意識不明の状態だったが、今年1月6日に死亡した。

 女児は、教室の教卓上に、学校や6年生、母親あてなど7通の遺書を残していた。一部の遺書の中身は昨年10月12日、同小の校長室で遺族が読み上げ、職員が内容をメモした。

 安西輝恭(てるやす)・市教育長は翌月22日、報道関係者に「手紙の中には、友だちが少なかったこと、迷惑をかけてごめんなさいという趣旨のことが書かれていた」と説明し、「自殺の原因に直接結びつくようなことは書かれていなかった」と強調した。

 ところが、遺族が本紙に提供した学校あての遺書には、「5年生になって人から『キモイ』と言われてとてもつらくなりました」「6年生になって私がチクリだったのか差べつされるようになりました」などと書かれていた。また、6年生全般にあてた遺書でも、冷たくされたことを訴え「それは、とても悲しくて苦しくて、たえられませんでした。なので私は自殺を考えました」とあった。ほかの動機は一切書かれていない。

 市教委は当時の発表について、「言葉を選んで話していたのは事実。(手紙の)具体的なことについては触れないと決めていた」と、内容を把握していながら発表しなかったことを認め、「(いじめを訴えていたという)言葉だけが先行することに慎重になった」と釈明している。

 市教委は、同級生から聞き取り調査を行うなどして原因を探ったが、現在も「死の直接的な原因は特定できない」としている。

 しかし、女児の同級生たちは、遺族の聞き取りに対し「(女児が)仲間はずれにされていた」ことや「集団的な陰口」があったことなどを認めている。

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