2006年08月19日

『Abduction』日本上映決定!

 昨日、名塚さんの『あんた何様?日記』で「遺骨」鑑定論争に関する拙記事を取り上げて頂きました。ありがとうございます。アクセス数の急増に驚いています。

 Nature誌の件は、今後も事あるごとに北朝鮮や左派が持ち出して来るでしょうが、拉致被害者の生存を前提にした交渉という一線において、世論が揺れないことを期待します。その点さえ押さえていれば、「遺骨」鑑定における日本側の不備に関する議論も、今後の糧になるだろうと思います。


 日本人拉致事件を取り上げた映画『Abduction』が、日本でも11月25日に公開されるそうです。昨日、ハリウッドで上映されています。報道、活字、漫画、ドラマ、ラジオ、そして映画。日本人拉致事件を知る端緒となる媒体は出揃いました。


Slamdance Film Festival 2006:ABDUCTION The Megumi Yokota Story

(2006年08月17日)横田めぐみさんの映画、ハリウッドで上映へ
(2006年08月19日)スポニチ:めぐみさん拉致映画 日本で公開へ

 監督のクリス・シェルダン、パティ・キム夫妻は、米国で報道された02年の小泉純一郎首相訪朝で拉致問題の存在を知り、2年近くにわたり横田夫妻に密着。インタビューに加え、めぐみさん失跡1年半後に当時のフジテレビ「小川宏ショー」に生出演した時の貴重な映像などを編集し、まな娘を取り戻すための闘いの日々を描いた。

 撮影では、めぐみさんが拉致されたとされる新潟県の海岸なども訪れた。早紀江さんは「私たちにとっては、振り返りたくない場所。でも、娘を捜さねば、助けなければという思いだけでした」と声を詰まらせた。

 日本の映画各社は当初、興行面などから配給には慎重だった。今年1月の米スラムダンス映画祭で初披露されると、観客賞を受賞して注目度がアップ。一転して争奪戦となり、ギャガ・コミュニケーションズが配給権を獲得した。


 『Abduction』に限らず、最近ではテリー・ジョージ監督の『ホテル・ルワンダ』やアレクサンドル・ソクーロフ監督の『太陽』の上映についても、日本映画界は公開に関して、当初、非常に消極的でした。これは日本人拉致事件に限らず、元が取れるか判断がつかない映画に対して慎重になるという、日本映画界自体の傾向といえるかもしれません。

 そういう配給会社側の事情を加味してもなお、引用部分の一段落目と三段落目、カナダ監督夫妻と日本の配給会社の温度差には余りにも開きがあり、ここでもまた米国に遅れを取るのかという思いがあります。手放しで喜べない部分はあります。それでも拉致被害者家族の活動が一つ一つ成果を挙げていることを嬉しく思います。



 関西での日本人拉致事件関連の催しについて。全てエル・おおさか(大阪府立労働センター)で行われる日本人拉致事件関連の催しです。

特別展示「北朝鮮による日本人拉致事件」
日時:平成18年8月25〜27日 午前10時〜午後7時(最終日は午後3時まで)
場所:エル・おおさか 本館9F
会費:入場無料
主催:新しい歴史教科書をつくる会大阪


「北朝鮮の核問題と拉致事件を考える」 新しい歴史教科書をつくる会大阪 総会記念講演会
日時:平成18年8月26日 午後2時〜4時(午後1時半受付)
場所:エル・おおさか 南館5F
会費:1,000円(講演会のみ)
講師:稲田朋美氏(弁護士・衆議院議員)、荒木和博氏(特定失踪者問題調査会代表)
※当日は稲田朋美氏ではなく小林正氏(新しい歴史教科書をつくる会新会長・教育評論家・「日本の教育改革」有識者懇談会部会長・元参議院議員 )が前半の講演をされていました。
主催:新しい歴史教科書をつくる会大阪


北朝鮮による拉致被害者全員の救出を求める大阪集会
日時:平成18年9月10日
場所:エル・おおさか(大阪府立労働センター)大ホール
会費:入場無料
講師:西村真悟氏(拉致議連幹事長)、荒木和博氏(特定失踪者問題調査会代表)、三宅博氏(特定失踪者問題調査会理事)、
拉致被害者家族:有本明弘氏、有本嘉代子氏
特定失踪者家族:秋田美輪氏、福山ちあき氏、賀上大助氏、前上昌輝氏の各御家族
主催:大阪ブルーリボンの会

エル・おおさか(大阪府立労働センター)
住所:大阪市中央区北浜東3-14
最寄駅:地下鉄谷町線「天満橋」駅・京阪「天満橋」駅から西へ約400m
TEL:(06)6942-0001(代)


 その他、拉致事件関連では、以下のような記事も。北朝鮮の関係の深いNGO団体の絡む事案であり、関係者の自殺で単なる脱税事件としての幕引きにならないことを望みます。脱税で貯めた金の使途が問題。

(2006年08月17日)読売:水谷建設脱税事件、東急建設支店長が聴取後に自殺


【08月30日追記】
 『Abduction』以外にも北朝鮮による日本人拉致事件を扱った映画を製作する動きがあるようです。存在自体は以前から知っていたのですが、本日「支援カンパ用口座の開設」がなされましたので紹介致します。ネット上でダイヤルQ2でのカンパを要請するというのは、どうも効率的な手法とは思えなかったので、口座開設は支援者にも望ましいことだと思います。日本人の手によって拉致被害者救出の映画が作られ、上映され、世界中に事件の概要を知って頂ける日が来ることを希望します。

拉致映画製作実行委員会
posted by sok at 23:59| Comment(0) | TrackBack(2) | 拉致事件関連案内 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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Abduction 拉致
Excerpt: 「Abduction」 、北朝鮮による拉致被害者横田めぐみさん=失跡当時(13)=を追った米ドキュメンタリー映画「めぐみ---引き裂かれた家族の30年」が、先週からアメリカ・ハリウッドで公開されたが..
Weblog: 何でも書き書き;;;
Tracked: 2006-08-23 18:48

拉致映画の基本構成
Excerpt: 【主たるスタッフ】 構成・脚本:須藤久、荒木和博(特定失踪者問題調査会代表)、小池要之助 監 督:須藤 久 【映画製作における基本姿勢】 1.手 法 この映画は、あくまで劇映画であり、ドキュメンタリー..
Weblog: 青一刻
Tracked: 2006-09-02 04:18
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