第170回国会 法務委員会 第2号(平成20年11月14日(金曜日))
倉吉政府参考人
それから、DNA鑑定の話がございました。偽装認知のためにDNA鑑定すべきじゃないかと。これもよくわかる議論なんですが、実は、委員の皆様方御承知と思いますが、日本の民法の親子関係を決める手続というのは認知で決まる、そのときにDNA鑑定を出せなんということは言わないわけでございます。ここに家族の情愛で自分の子供だと認知したというんだったら、それでとりあえずの手続を進めて、後でおかしなことがあったら、親子関係不存在とかそういうのでひっくり返していく、あるいは嫡出否認なんかでひっくり返していく、こういう法制度、これが日本の独特の制度でございます。
それを踏まえますと、DNA鑑定を最初の認知の段階で持ち込むことになりますと、やはり親子関係法制全体に大きな影響を及ぼすな、これを私どもとしては考えざるを得ません。
さらに幾つか問題がございまして、一つは、DNA鑑定で一番難しいのは、検体のすりかえがないかということであります。すりかえられた検体で来られるとみんなだまされてしまいますから。それから、現在の科学技術水準に合ったきちっとした鑑定ができているか、そこを判断しなければなりません。しかし、それの判断が迫られるのは、最初の認知届が出される市区町村の窓口あるいはこの国籍取得届が出される法務局であります。そういうところでそんな判断はできないという、ここに大きな問題が一つございます。
それから、鑑定には相当の費用がかかります。そうすると、この費用の負担能力がない人にはどうしても手だてがない。それから、外国国籍の子を認知する機会にはDNA鑑定を義務づけるとすれば、それは外国人に対する不当な差別ではないか、こう言われる可能性もあるということで、DNA鑑定の採用については消極に考えております。
ここで倉吉氏が指摘されている検体のすり替えが行われれば、DNA鑑定を導入・徹底されたとしても、その徹底ゆえに脱法者は堂々と振る舞える一方で、本人の責によらずして日本国籍を取得できなかった者
検体のすり替えという事態の他に、所謂「赤ちゃんポスト」に入れられた子供、昔だったら寺社や裕福な人の家の門前に捨てられた子供を例に考えてみた場合、その子供達が実際には日本人夫婦の子供であったとしても、両親が名乗り出て鑑定に協力しない限りは(そうした事案においては名乗り出てくる可能性は少ないでしょうが)、日本国籍が取得できなくなる
【12月1日23時頃追記】以下、コメント欄で御指摘頂いた点につき訂正します。
棄児で両親の国籍が不明な場合は、子供は日本国籍になります。(国籍法2条3項)
血統主義の日本の国籍法も、生地主義を補足的に用いて、無国籍者を出さないように配慮しています。生地主義のほかの国の国籍法も同様で、分類的には生地主義、血統主義と別れますが、だんだんにその折衷的なほうに進んで行っているようです。
Posted by 李怜香 at 2008年12月01日 14:08
また、国籍法改正の前提となった婚外子国籍確認請求訴訟において問題となっていたのは、下の場合分けの3番目ですが、他の場合には義務付けられていないことを、この場合にのみ義務付けることは平等・公平に反します。
1.父親が日本人 かつ 両親が結婚している → 認められる
2.母親が日本人 かつ 両親が結婚している → 認められる
3.父親が日本人 かつ 両親が結婚していない → 認められない
4.母親が日本人 かつ 両親が結婚していない → 認められる
尤も、全ての場合にDNA鑑定を義務付けた場合、日本人夫婦とその子供に対しても鑑定を義務付けなければ、そこが「法の抜け穴」ともなりかねません(陰謀論の中には「ホームレスに金を与えて」云々というものもある訳ですから、金に困った日本人夫婦が違法認知をしないとは限らないという理解ですよね?)。勿論、父母ともに日本国籍を有する場合と、父母の一方が外国国籍を有する場合とで、同様に「法の抜け穴」となり得る場合があるにもかかわらず、一方にのみ義務を課すということが平等に反するという批判も起こるでしょう。
「法の盲点」だとか「悪用」だとか論っている人の中には、自身は陰謀論に塗れた“まとめサイト”に何の留保もつけずにリンクしておきながら、法律に対しては完全無欠を要求する者もいます。陰謀論に根ざしている限りは、社会の側がどのように対処したところで、彼らの懸念が払拭されることはありません。
DNA鑑定徹底論に関して、弁護士ブロガーさんの解説記事をリンクしておきます。これからDNA鑑定義務化論争に参入される方は一読しておくと、理解が深まることと思います(義務化賛同論者であっても陰謀論とは一線を画することが出来るだろうと思います)。
(2008年11月16日)いしけりあそび:○○○!知恵袋 国籍法は改悪なんでしょうか?
(2008年11月18日)いしけりあそび:どうしてもDNA鑑定が気になるけど、冷静に、法的な思考をする準備はあるよ、という方へ。
(2008年11月17日)la_causette:国籍法改正問題とDNA鑑定
(2008年11月18日)la_causette:国籍法3条1項を合憲限定解釈した件の最高裁判決の事例
(2008年11月22日)la_causette:国籍法改正とDNA鑑定ドイツでの議論
(2008年11月24日)la_causette:男の側がとる行動パターンについての想像力
大っぴらに、特定の国家をイメージして考えているようなのだけれど、
実際、人が人として成長するには、たくさんの金がいる。
ノラで育つ、と考えられる想像力、感受性の無さに激安さと薄っぺらさを感じる、というか。
迎合しないという事は覚悟が要る、と思います。
けれど、流されない、貴方のブログを応援します。
離れていく人、価値観による決別、多分、色々あるだろうけど、気にしないで。
猪木は言いました。
「迷わず行けよ、行けば分かるサ」
今年6月に最高裁で違憲判決が出た事例では、児童の母親はフィリピン人でした。しかし、陰謀論者が想定しているのは、所謂「特定アジア」(この言葉の薄っぺらさについては前エントリーで書きました)。特定の国家や民族に対する差別感情が露わで、その点だけでも陰謀論には付き合いきれませんが、御指摘のように「人が人として成長する」ことへの無思慮も、彼らの言い分の特徴ですね。認知をするということは、扶養義務も発生すれば、ゆくゆくは相続についても考えなければならないわけで、偽装認知を許さないために私達に出来ることといえば、中央大学の奥田安弘教授が指摘するように、「偽装認知が割にあわないことを広く一般市民に知らせると共に、真実の認知を保護すること」だろうと思います。
>離れていく人、価値観による決別、多分、色々あるだろうけど、気にしないで。
デマの拡大装置としてのウェブ利用に加担する人達とは、距離を取らなければならないと思えるようになってからは、少し気が楽になりました。思想的な観点に立ち入るまでもなく分かるような事柄、事実誤認について理解してもらえないのは残念ですが。お気遣い、ありがとうございます。
論旨にはまったく同意いたしますが、1点だけ。
棄児で両親の国籍が不明な場合は、子供は日本国籍になります。(国籍法2条3項)
血統主義の日本の国籍法も、生地主義を補足的に用いて、無国籍者を出さないように配慮しています。生地主義のほかの国の国籍法も同様で、分類的には生地主義、血統主義と別れますが、だんだんにその折衷的なほうに進んで行っているようです。
御指摘の点につき、本文に追記させて頂きます。併せて、日本国籍を取得できない場合を指して、即、無国籍と表記している点についても訂正します。
そりゃ金に困った日本人夫婦が偽装認知するかもしれないけど、少なくとも偽装認知ビジネスを部分的に予防できるわけでしょ。
差別だなんだっていってる人もいるけど外人なんだから当然でしょ。
別に反対する必要なんてないじゃん。
すり替えがなんでおこりえるの?
本人を呼んで国の検査官が審査すれば問題ないじゃん。
費用もDNA鑑定により親子関係が認められた場合は国が面倒見ればいいじゃないの。
ある一定の効果があるDNA鑑定に反対する理由が分からない
不正取得だ不正取得だと言っても、確かに不正は違法ですし現に刑罰で禁圧されている行為ですが、そもそも国籍法において血統主義は何のためにあるのか。
その点が見えてこず、そのため立論も説得的でなく、陰謀論ばかりと感じられるものが少なくないのではないかと思います。
李さんご指摘の通り、血統主義は確かに国籍法の基礎原理ですが、家族法と照らし合わせれば厳格に真実の血統が要求されてきたわけではなく、あちこちに鷹揚な部分や例外が設けられていますし、国際的にみても動かしえない原理ではないわけです。
私自身は、血統主義は日本人の子であれば日本と関わりを持つ蓋然性が高いという点と親子関係を重視する儒教的価値観に由来する(日中韓は血統主義)のだと考えていますが、前者は認知によって、真実の血統か否かにかかわらず蓋然性が担保されえますし、儒教的価値観は「親子関係を尊重」するだけで「親子関係以外を否定」するものだとは思いません。また、その価値観のためにDNA鑑定を国が負担するとすれば新たな予算や手間がかかり(cro氏の言う費用負担や国の検査官は現在設置されていない)、その間法と実務のずれは放置されることになります。こういった現象に対し、そういった価値観で押し通せるのだと考えているのだとすれば、ドンキホーテもいい所です。
にもかかわらず、真実日本人の子でなければというのにこだわるのは、選良賤民思想のにおいさえ感じられてしまいます。特に、最高裁判決に批判的な一部の方々の「特定アジア」云々の主張は、選良賤民思想に近いでしょう。
時間なんかかかんないよ
すぐにできることだからやればいいじゃん
>真実日本人の子でなければというのにこだわるのは、選良賤民思想のにおいさえ感じられてしまいます。
DNA鑑定にこだわるのは犯罪防止のためでしょ。
人身売買の危険性だってあるわけだし
あんたのように選民思想がどうのこうのとか言ってる人間が気持ち悪い
あんたみたいなのが真の差別主義者なんだって。
DNA鑑定反対論者の言は全く説得力ねーな
ごめん笑ってしまったよ
どのような事柄を指して「偽装認知ビジネス」と言っているのか分かりませんが、認知をすれば扶養義務が生じることは民法にも規定されています。わざわざ戸籍に残り、扶養義務も生じる偽装認知を懸念されるよりは、偽装結婚に対処される方が現実的でしょう。
>差別だなんだっていってる人もいるけど外人なんだから当然でしょ。
こうした問題では、区別取り扱いに対して合理性があるかどうかがポイントです。合理性を説明できないようであれば、それはただの差別です。外国人だから差別は当然という説は、暴論です。犯罪予防のためのDNA鑑定を説くのであれば、露骨な外国人差別の表明は不要であり、有害です。
また、父親が日本人で、かつ、両親が結婚していない場合にのみDNA鑑定を義務付けるとなれば、法の下の平等に反するとして、再度、違憲判決が下されることになるでしょうし、日本人父母における認知に対してもDNA鑑定を義務付けなければ、法の下の平等に反するとされるでしょう。そして、そのようにDNA鑑定を徹底し、義務付けた場合には、相当の予算を必要とし、事務手続きが煩瑣になるであろうことだけでなく、現行の家族法制度の在り方にも影響を及ぼすであろうことは、例えば稲田朋美議員も指摘するところです。こうした問題意識に関連するのが院生さんのコメントですが、理解できていますか?
MSN産経:【正論】衆議院議員弁護士・稲田朋美 「国籍付与」は国会の重い課題
http://sankei.jp.msn.com/politics/policy/081127/plc0811270311005-n1.htm
>すり替えがなんでおこりえるの?
>本人を呼んで国の検査官が審査すれば問題ないじゃん。
今年は障害者手帳の不正取得事件も話題になりましたが、認知の偽装を懸念されている方が、検体のすり替えを想定していないのは意外でした。犯罪捜査の場面ならともかく、認知はあくまで民事の問題であって、鑑定の強制はできません。
>人身売買の危険性だってあるわけだし
人身売買論については杞憂のようです。
で、「偽装認知ビジネス」って具体的にはどのようなもののことですか?
いしけりあそび:ほんとうは人身売買のことなんてどうでもいいくせに〜“No pude quitarte las espinas”
http://blogs.yahoo.co.jp/isikeriasobi/56014650.html
僕は法曹ではありませんしそれに携わる研究をしている者でもないので、ただ周りがこのネタで騒ぐのを冷静に見ている内に、漠然と「こういう制度が出てきたのは何でだろう?」と考えていろいろ調べているうちに、sokさん他、とくにいしけりあそび氏のブログが参考になりました。
(僕の周りにいる法律に詳しいと言えばだっしーさんなんかもいるので、機会があれば聞いてみたいとも思っているんですが)
これについて、おそらく本当に冷静にわかりやすく書いている人がごくごく少ないのが残念でなりません。
反対派とされる人は、どれもこれも冷静と無縁な煽りばかりなのは、今回どうにも受け入れられませんでした。
大事な法案だと主張するのであれば、なおのこと(国籍法反対の人は)冷静な議論の進め方をしなければいけないのでは・・?というのが、議論好きだけど法律無知な僕の感想でした。
DNA鑑定が必要な理由は、
父親と子供が本当に血縁なのか?
子供と母親が本当い血縁なのか?
死後認知の場合、子供に日本人の遺伝子があるのか?
これを証明する事が出来ます。
法律とは、問題がわかっているのであれば、そのリスクを出来るだけ無い常態で立案しなければいけない義務があります。
外国で問題が起きている現状において、日本で絶対に起きないと言う保障はありませんし、むしろ法治国家ならそれを無視する方がおかしいです。
費用はどちらかの親が負担するか折半するかすればよい。
そもそも個人の問題であり、自己責任の結果から起きた問題なのだから、どうしても権利が欲しければお金位用意できるはず。
まして、日本で暮らそうと言うのに、子供を認知すると言うのに、お金が全く無いってのも変でしょ。
偽装認知が起きるリスクの方が、国益を損なうと判断しているからこそ、海外では積極的にDNA鑑定を採用しているのです。
日本だけが特別で、平和だと考えるのは、逆に国際社会を知らないのではないでしょうか?
DNA鑑定費用は、現在では払えないほどの料金ではないです。
ちなみに、DNA鑑定を採用したとしても、政府指定の機関でなければ意味が無いですけどね。
法に感情論を持ち込むと、ザルにしかなりませんよ。
DNA鑑定徹底論への違和感は、親子関係や家族関係を遺伝子情報にのみ帰結させることへの違和感、ひいては日本社会のこれまでの在り方を改変させかねないことへの疑問もありますね。仮装認知や国籍不正取得という問題に対しては、違法行為として処罰し(併合罪となれば「まとめwiki」が当初言及していたものよりも厳罰となりますし)、DNA鑑定にしても犯罪捜査や訴訟における強制認知という段になって行えば、現行家族法制度の在り方とも特に矛盾することなく対処できるのに、何故、今になって偽装認知を殊更問題視し、DNA鑑定を徹底させる必要があるのか、と(法改正の範囲も違憲判決で示された限りですし)。下の毎日新聞記事を見ても、反対派の説に立つならば、偽装認知より先ずは偽装結婚を懸念した方が効率的であり、むしろ、デメリットを煽ることでメリット(今回の場合なら現に救われる児童の存在)を軽視したり無視したりする風潮が、他の問題を考える際にも影響するのではないかと危機感を覚えます。
毎日:<クローズアップ2008>改正国籍法 懸念・希望、なお交錯
http://mainichi.jp/select/opinion/closeup/news/20081206ddm003010134000c.html
<引用開始>
◇偽装結婚と偽装認知
警察庁に報告があった、日本人と外国人による偽装結婚の検挙件数は過去5年で173件。女性が日本で働くために無関係な男性と婚姻届を出した例が多い。「偽装認知」は少なく3件。07年8月、新潟県内でうその出生届を市役所に出したペルー人女と無職男が逮捕されたケースなどがある。
<引用終了>
改正反対論に関しては、ハブサイトとなっていた『国籍法改正案まとめWIKI 』の存在が大きいように思います。このサイトのトップページには国籍法改正Q&Aが掲示されていましたが、第一項目から「しかも扶養義務は父に無いので」と、民法877条の存在を無視した内容が書かれていました。そのようなサイトについて、何の注意喚起をすることもなく「参考リンク」と称して取り上げる時事系ブログや日記サイトが多々あったことも、煽りを拡大させることになったのだろうと思います。それでも、北朝鮮人権法案論争の頃と較べれば、陰謀論にはっきりと異議を唱える右派のブロガーやコメンターが何人か発見できたことは、前進であり収穫でした。
いしけりあそび氏といえば、北巣本保育園への行政代執行に関する解説も良記事ですよ。
「絶対に起きないと言う保障」とのことですが、そのようなことを求め始めれば、改正前においてもそのような保障はありません。偽装結婚でも、胎児認知の偽装でも、やろうと思えば出来ますし、認知が偽装なされたという報道もあります。法律は完全無欠ではありませんし、絶対に悪用されない法律やその保障を言い出せばキリがありません。最高裁から違憲判決が出ているにもかかわらず、デメリットばかりを過大視して、現実に困窮している人達を見捨てることの方が法治国家としてはおかしいことです。
そのデメリットについても、例えば陰謀論系のサイトで語られている例でいえば、1人で100人も認知するような状況があれば、それは現状でも充分に仮装認知として思料するに足るもので、捜査の端緒となり得ますし、DNA鑑定も可能です。法務局や入管での調査・審査と併せれば、現時点でも組織犯罪への歯止めになります。また、DNA鑑定の義務付けと簡単に言われますが、犯罪捜査の場面でもない限り強制することは無理だということも念頭に置かれた方が良いでしょう。
費用負担や折半については、私自身は、DNA鑑定を義務付けるのであれば日本国民全体への義務とでもしなければ、法の下の平等に反し、かつ犯罪予防の観点からもザルになるだろうという前提で書いており、その場合は検体すり替えが起こり難くするためにも政府指定のDNA鑑定機関を各都道府県に数箇所ずつ整備するということになるでしょうが、もし、貴方がこれから認知により国籍を取得する外国人児童のケース(父が日本人で母が外国人で父母が婚姻していない場合)や無国籍児童のケースに対してのみDNA鑑定を要求し、その費用を自己責任の観点から要求するという立場であるならば、小倉弁護士の言が簡潔明瞭な回答となるでしょう(リンク先の文中の「協力」等を「費用負担」に置き換えて下さい)。
la_causette:男の側がとる行動パターンについての想像力
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2008/11/post-6758.html
la_causette:想像力の方向と読解力
http://benli.cocolog-nifty.com/la_causette/2008/12/post-d617.html
子供を認知するという状況では扶養義務が生じるのですから、「お金が全く無い」ということはないでしょうが、認知が問題となるケース、つまり今回の国籍法改正論争で賛成派・反対派の双方から言われているようなケースとは、例えば(1)父親が認知を拒否している場合や(2)反対論者が言うようなホームレスに大量認知させて云々という場合でしょう。(1)の場合には父親が認知自体を拒否しているのだからその費用も出さないことは容易に想定でき、その場合は外国人母のみのDNA鑑定では意味がありません。後者の場合にはホームレスに金を与えて子供を認知し、扶養義務がないから幾らでも認知可能というストーリーですから、前提が違うのです。
日本に暮らしているので国際社会を知らないと言われればそれまでですが(そういうことを言い出せば大抵の日本人にも当て嵌まりますが)、貴方が国際社会の状況を御存知ならば、その具体例を教えて頂ければ助かります。なお、法に感情論を持ち込んだ覚えはありません。
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