2007年07月03日

都秋枝さんの「脱日」と粗忽者の「メディアリテラシー」

 26日現地時間午前9時、脱北者であり日本で暮らしていた都秋枝(ト・チュジorトツジ)さん(58歳)が、北京の北朝鮮大使館で、「脱日」に関する記者会見を行なった。会見の中で、トさんが「2003年10月に豆満江で悪い人たちにジープに乗せられ、在瀋陽日本国総領事館を通じて、日本へ強制拉致された」と言っていることが、匿名巨大掲示板で取り上げられていた。

(2007年06月26日)痛いニュース(ノ∀`):【北朝鮮】「2003年に日本が北朝鮮女性を拉致」

 このトさんの記者会見について、木走日記さんが検証している。北朝鮮側が主張する「日本へ強制拉致」説を今更額面通りに信じる人もおらず、特に盛り上がるような話題にもならず、このニュースは風化しつつあるが、それをそのままやり過ごさずに、北朝鮮側の主張の矛盾点を各報道から示している。検証それ自体について言えば、意義あるエントリーだと思う。但し、その検証姿勢に関して引っ掛かるものがあったので、その点について書く。

(2007年06月29日)木走日記:お騒がせな「脱日」オバサンのとんだ狂言会見を徹底検証

 思うところを書くにあたって、木走さんが引用したものと同じ報道を基に言及する形式を取る。原文の引用に際しては、太字強調は木走さんが注目した部分、青字強調は当方が注目する部分、青太字は双方が注目している部分を表す。また、予め断っておくが、私はトさんの記者会見での説明自体には特に関心が無い。北朝鮮の支配下に置かれれば、このような発言をするであろうことは容易に想像できるし、毎度毎度、北朝鮮の言い分は荒唐無稽だとも思う。


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posted by sok at 18:30| Comment(2) | TrackBack(0) | ネットと言論 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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